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L’sコーポレーション

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昔の話

アニメのコーナーで昔の話と言うと
古いアニメの話だと思うでしょうが
ここでは昔 アニメ製作に関わっていた僕の
軽い歴史?のコーナーにしたいと思います


はじめてアニメを見たのがいつだったかもう覚えてないのですが
覚えてる限りで一番古いアニメは「スカイヤーズ5」と言う作品で
一番 最初にはまったのは「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」でしたね
とくに「ゲッターロボ」は幼稚園の時に物凄くはまっていました
けど その時のお弁当箱は「ガッチャマン」で上履き入れは「レッドバロン」と
「ゲッターロボ」グッズはあまり持っていませんでしたね
ただ、幼稚園で卒園製作の貯金箱にはゲッターロボやゲットマシンの
絵を描いた記憶があります
この時期に「キューティーハニー」を見ていたのですが
クラスでは見てるヤツが二人しかいないので
二人してHなヤツって言われていました


小学校に入ってからいくつもの衝撃的なアニメが登場しました
アニメ・ブームを起した「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」もそうですが
僕に取っていまだに最高傑作と思っているアニメが「ガンダム」の富野監督が
それ以前に手掛けたロボットアニメ「無敵超人ザンボット3」です
「マジンガー・シリーズ」「ゲッターロボ」「コンバトラーV」
「ボルテスV」そして「ライディーン」と
丁度、ロボットアニメ全盛期に子供時代をすごし、
思いっきりロボットアニメ好きになった僕に
「ロボット」はただカッコいいだけのものではない!
と言うメッセージを送り、アニメにも映画や小説に負けないくらいの
ストーリーとテーマがあるという事を実感させたアニメでした
この作品が僕をアニメ・ヲタクにし、メカフェチ、
兵器好きにしたのだと断言したいのですが、
それはある意味、製作者の意図とは反するものなんですよね
それは この作品が「乳離れ」の物語だからです
が、この作品で表現される勧善懲悪の否定や自己犠牲の精神、物資の大切さは
後に僕が好きになるアニメにほぼ共通して描かれるものなんですよね
そう言った意味でもこの作品は僕の心に大きな足跡を刻み、
いまだに僕の生き方にまで食い込んでいると思います


高校卒業と同時にアニメ系専門学校に入学
当然の如く、親の大反対にあった為に
新聞奨学生として学校に通いました
が、1年目の新聞販売店は業務が厳しすぎて学校に行けず
2年目に店舗を変わり、
再度、別のアニメ系専門学校に入学しました

卒業後 就職活動が出来なかったので
1年間 そのまま新聞配達で生活し
翌年にアニメ製作会社に就職し、
動画兼製作進行として東映動画に出向しました
最初に参加したアニメは「ゲッターロボ號」
偶然にも小さい頃に好きだったアニメのリニューアル版でした
この頃は古いアニメのリニューアルが流行っていて
そういう作品が多く世に出回っていましたね
ちなみにこの頃はまだセルアニメ時代ですが、
この後 コダック社のセル生産中止に端を発し、
人材不足も手伝って急速にコンピューターが導入されていきます
しかし、いろいろあってコンピューター導入直前に
僕はアニメ製作会社を退職しました
のでコンピューターでの製作には一切、関わっていませんので無知識です
唯一、モーションコントロール・カメラでの撮影は見学させてもらい
凄くためになりましたね


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